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2011.01.07 (Fri)

新年のごあいさつ

みなさま、あけましておめでとうございます!
長いお正月休みを満喫いたしましたミケです。あまりにも長いのでみなさまに忘れ去られていないか心配です(笑)

2011年がスタートしました☆今年も「ミント日和」を細く長く続けていけたらいいなぁ…と思っております。(その為にも狼陛下の花嫁の連載が末永く続きますように…)
よろしくお願いいたします♪

ここで、新年第1弾の小説を披露いたします。
テーマは「新年」Read Moreからお読みください。


【More・・・】

「新年」

まだまだ時差ボケが抜けきらない頭で絞り出しました。どうか寛大なお心でご対処を。




まだ明け切らぬ空の雲間から眩しい太陽が顔を覗かせると、夕鈴は感嘆の声を漏らした。

「初日の出です!」

「うん、初日の出だ」

隣から暖かい声音が耳に届いて、夕鈴はほっと息を吐いた。その息はたちまち空気に溶けると、夕鈴の視界を真っ白に染める。
1月1日の朝、王宮から少し遠出して、ふたりは朝日が美しく見えると評判の小高い丘に来ていた。

元旦の朝の空気は清純に満ちていて、どことなく太陽のにおいが漂っている。
夕鈴は少し肌寒い肩をさすって、目の前で眩しく輝く太陽を眺めていた。


「寒いの?夕鈴」

「え…いいえ。大丈夫です」

夕鈴は戸惑いがちに小さく答えた。寒いなどと言ったら上衣を貸されてしまうのが予想出来る。新年から国王陛下に風邪をひかせるわけにはいかない。それに…早々に王宮に帰ろうと言われても困る。せっかく初日の出を見に来たのに、もう少しここに居たい。
夕鈴は震える肩からそっと手を解いて、平気なそぶりを見せた。
笑顔を向けた夕鈴にもかかわらず、陛下は能面のような読み取れない表情で何かをじっと考えているようだった。なんとなく心を読まれてしまいそうな気がして、夕鈴は慌てて視線を外す。

ぼそり…陛下が何か呟いたような気がして、夕鈴は見上げる。途端に、子犬の笑顔が瞳に映り、夕鈴はほっと胸を撫で下ろした。
眩しい光が夕鈴の頬を朱く染める。あんまり見つめすぎたせいでまぶたの裏側がチカチカと点滅している。


「夕鈴。あまり太陽ばかり見つめるな」

「はい。ちょっと眩しいですね」

夕鈴の答えに、陛下が小さくため息を漏らした。


「たまには私もそんな風にじっと見つめてもらいたいものだ」

「はい?」

陛下がにやりと笑う。新年初の狼陛下に、夕鈴の鼓動がどきりと跳ねた。


「ここでは演技は必要ありません!」

太陽よりも朱い顔で叫んだ夕鈴。怒鳴り声が、朝日満ちる丘に響く。
ほがらかに笑う陛下の顔は、すっかりと子犬に戻っている。夕鈴は怒りながらも笑わずにはいられない。今年も、切り替えが早くて意地悪な彼に振り回される毎日が始まろうとしている。

陛下がそっと手を伸ばして、夕鈴の肩を抱いた。
冷たく強張った体から冷気が抜けたように、ほんのりと暖かくなる。

ときに冷たく冷酷で、ときに暖かいぬくもりを持った彼。
とても面白くなって、夕鈴はクスリと笑った。そんな笑い声につられたように、陛下が照れ笑いで答えた。


「今年もよろしくね、夕鈴」

「今年もよろしくお願いします」







「新年」ネタ終了。
今回はあまり甘くないですね。年が明けても変わらず夕鈴は愛らしいです☆
そんな夕鈴や陛下と、いつまでも付き合って行きたいな~っと思っております。

年明けとても寒いですが、体調など崩されないようにご自愛くださいませ。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします

「ミント日和」ミケ


14:12  |  スペシャル版(ご挨拶とミニ小説)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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